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鍼治療によるPCOSの卵胞発育の効果

鍼治療によるPCOSの卵胞発育の効果|鎌ヶ谷市(新鎌ヶ谷)の鍼灸院
多のう胞性卵巣症候群(PCOS)は、不妊で悩まれる方の症状のひとつです。
「排卵しづらい」(=排卵障害)ということが悩みです。
鍼灸では「排卵しやすい体を作る」ことを目指すわけです。
施術頻度は週1回を基本にしていたものの、それで効果のない患者さんに週2回の鍼治療を行ったところうまく行ったという報告を紹介します。


『鍼治療による卵胞発育の改善効果:3症例の検討』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/66/2/66_107/_article/-char/ja

【要約】
多のう胞性卵巣症候群(PCOS)に対しては、「1週間に1回」の頻度で独自の鍼治療を施して約60%の有効率を認めた。
しかし、1週間に1回の施術では卵胞の発育を認めなかった3症例に対して1週間に2回の施術を行なってその有効性を検討した。
3症例ともに施術なしでは卵胞の発育を認めず、1週間に2回の頻度で施術することによって3症例の全施術周期のうち86.7%(13/15)で卵胞の発育が認められた。
約4日おきに平均4~5回の施術をすることによって平均月経周期18.7日目で卵胞が成熟することがわかった。
今回、週1回から週2回のパターン取穴浅刺鍼療法に変更して3週間以内に卵胞の発育を認めたPCOSの3症例を報告した。

「治療方法」
使うツボは、三陰交・足三里・陰陵泉・地機・中都・太渓・行間・血海・合谷・気海・関元・天枢・大巨・中脘・百会。
仰臥位で全てのツボを一律使用し、寸3-2番鍼を使用し、浅く(4~5ミリ)刺し、手技はせず置鍼15分。

当院の考察

鍼治療によるPCOSの卵胞発育の効果|鎌ヶ谷市(新鎌ヶ谷)の鍼灸院
3例の症例報告ですので一般化はしづらいのですが参考に出来る要素はある内容でした。
週1回の施術で約60%の患者さんに有効であった、とのこと。

研究で使用しているツボの数は結構多めです。
同じような場所から同じような効能のツボを複数使うことの意義は何だろうか!?などと考えます。
各鍼灸師なりの方法論・哲学で施術法を構築しているので正否などはないのですが、当院であればもっと少なくなりそう。
その代わり、背中にも大事なツボが多いのでそちらも使うでしょう。
頻度は、たしかに当院でも週1回の施術をご案内することが多いですし、ある程度十分な頻度だと考えます。

ただし、それで効果が出なかった患者さんを「鍼灸が無効」とみるのではなく、「施術頻度の不足」ととらえ、さらに頻度を高めて施術を加えると成果が出たということです。
週1回の施術から入り、効果が見込めなければさらに週2回の施術にアップする方向性は参考になります。
ただしそれは、現状効果が出ていないのに、さらに時間とお金をかけることを患者さんに納得してもらうことになります。
実際の鍼灸院でそれができるかどうか…。
色々と考えてみたいです。

今回の論文は、鍼灸師目線で見て書いてしまいましたが、「PCOSに鍼灸は活用の価値がある」ということでは同意です。
病院での治療だけでいまいち成果の出ていない人は、鍼灸も併用してみてはいかがでしょうか。
当院でもお待ちしております。

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