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HOMEコラム一覧>漢方薬と鍼灸はどちらが良いか??


不妊に効くのは、漢方薬か、鍼灸か?

「漢方薬と鍼灸はどちらが良いでしょうか?」と聞かれることがあります。

鍼灸師に聞いている時点で、答えは鍼灸びいきになるんじゃないかと思うのですが、いつもなるべくフラットな気持ちで答えるようにしています(^_^;)

まず、鍼灸も漢方薬も、土台は同じ東洋医学です。
ですので、一方は鍼を刺しお灸をすえ、一方は生薬を煮出したものを飲むという身体へのアプローチ方法は違ってきますが、目指すものは同じになります。
アプローチ方法が違うけど目指すものは同じですから、車の両輪のように両方がうまく働いたらより強力な推進力になるのではないかと感じています。
要するに、答えは「両方やってみたら良いでしょう」です。

ただし、これでは質問のニーズには応えられていない事も少なくありません。

先の質問の真意はじつは「費用的にきついので、どちらかにしたいけど、どちらの方が良いですか?」ということだったりします。

それへの答え。

経済的な理由が主なら、「費用が安い方を選ぶ」のが一番最初で良いと思います。
(もちろん、どちらを選んでも多少の継続期間は必要でしょうから、数ヶ月分のトータルの費用で考えてもらいたいです。)

費用的に同等だとしたら、次に考えるべきはご自分の気持ちです。
「より効きそうだなぁと思う方を選ばれると良い」です。
漢方薬の方が効きそうだ。鍼灸の方が効きそうだ。
漠然とでいいので自分の気持ち的に効果が高そうな方を選んでみてはいかがでしょう。

効きそうな方がわからないという場合には、「継続のしやすさ」で選んでみてはいかがでしょう。
漢方薬も鍼灸も、体質改善にはある程度の期間は続けることが必要ですから、継続しやすいというのは大事です。
鍼灸は、通院しなければいけません。
たいていは週に1回程度の通院が必要です。しかし逆に言うと週に1回で済みます。
漢方薬は、毎日飲む必要があります。
1日数回を毎日です。しかも煮出すタイプの薬ですと毎日煮出す作業も出てきます。しかし逆に言うと家にいる時間で済みます(2週間に1回程度は漢方薬局などに行く必要はあります)。

そして、最後に、自分の体質と治療法による得手不得手から考えてみます。
鍼灸はめぐらせる働きが得意で、漢方薬は補う働きが得意な感触があります。

血流が悪い・こり張り・痛み・しびれ等のめぐりの悪さが強いタイプの人には鍼灸を第一選択に
疲れやすい・衰えからくる・体力がない等のパワー不足が強い人には漢方薬を第一選択に

ただしこれは、「鍼灸には疲れをとる作用がない」とか「漢方薬にはコリや痛みをとる作用がない」と言っている訳ではありません。
最初に言った通り、両方の治療法がともにオールマイティに東洋医学的に身体を健康にする作用を持っています。
あえて言えば…という程度の治療法がもつ得手不得手についてです。

まずはどちらかを選んで実践してみて、 身体のコンディションが良くなる変化があればそれを継続すると良いと思います。
身体づくりを考えたら、まずは何かしら実践してみることをお勧めします。

そして自分の身体に聴いてみる、これに尽きますね。


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